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びまん性大細胞型 B 細胞性リンパ腫
私事。

元旦にあったニュース。
大好きな、そして独り者の伯父がこの病気になったという電話。
つまり、悪性リンパ腫。血液の癌である。

自分はもとより、このセラピスト業界や医療に携わる人々は、「身内の病気」には滅法弱いのではないだろうか。。。

セラピストと呼ばれるようになってから、自分の周りの病人に関して。
大いに役立ったという記憶は、情けないことに未だない。

だから。
今年の私は「笑う心」の力をつけて、出来る限りのことをしようと思います。



続きは、同じような病気を持つ方に、少しでも役に立ちますように。
そういう気持ちで書きました。
びまん性大細胞型 B 細胞性リンパ腫という病気の治療方法は、CHOPという抗がん剤治療が主となるようです。

CHOPレジメンは、cyclophosphamide, doxorubicin, vincristine, prednisoneという4種類の抗がん剤を投与する方法で、60才になったばかりの彼は5日間を1クール。3週間空けて、6-8クール、入退院繰り返しながら投与する予定です。

4種類もの抗がん剤を一気に投与するということは、それだけ強いということ。
腎臓に相当負担がかかります。

彼の大きな腫瘍は、内臓に近すぎて放射線治療ができず、この化学療法しか方法がないのですが。
幸い、彼は腎臓が強かった為、点滴で腎を保護しながらこの治療法を受けることができています。

只今1クールが終わったばかり。
少し髪が抜けてきたので、帽子を贈る予定。
できれば、髪が絡まなくて、ちくちくしないようなフェルトか細い毛糸の帽子がいいかなあ。

悪性リンパ腫はどこに癌ができてもおかしくないので、一気にステージが上がってしまいます。
5年後の生存率30%。
生存率とはただの確率です。

されど大学病院が目指すは、根治。

抗がん剤の投与。
最初は体力があるので元気だし、合う人は効果テキメンだそうです。
伯父の数値も中々いい感じでした。

でも、がん細胞もやっつける分、免疫細胞も弱ってしまいます。
衰弱すると、段々効果が落ちてきます。

なので、免疫細胞をいかに活性化するか、体力を落とさないかが勝負。

伯父に温熱器具を送ることにしました。

体を温めて体温を上げることは、抗がん剤の副作用も楽になるだろうし、腸内環境がよくなるので、免疫力も上がると思うからです。

アメリカから取り寄せてもらっている器具は、体内の10CM以上に高熱が届くそうで、伯父の腫瘍部に上手く作用する可能性があります。

体験してみましたが、確かに強烈でした。

かなり高価なものですが、それで楽になったり効果が上がるなら、と背に腹は変えられない気持ちになりますね。

色んな療法が出回っている中、本当にその人に効果的かどうかの見極めは、病気の理解と、本人の状態の把握と、実際に自分が体験して確信が持てるかどうか。
そういったことが必要になるんだなあ、とつくづく思いました。

幸い私の環境は、活きた情報を貰えるところにあるので有難いなあと思います。

神戸。
ちょっと遠いけど、来月もお見舞いに行こう。
5本指靴下と、前開きのパジャマも持っていこう★

  
気功書道@2008年村上 作★
| スクールのこと | 01:29 | comments(4) | trackbacks(0) |
コメント
よしひささん こんにちは。

書き込みありがとうございます。

そうですか。 再び治療にかかられるのですね。 よく頑張っていらっしゃいますね。

私の叔父も先日CHOP3クール目が終わり、順調にいけば、これから自家細胞移植の予定です。

2か月ずっとクリーンルームにいて、窓越しで話をするのも、何重の殺菌過程を経てたどり着く感じでした。

白血球がほぼ0%まで落ちていたので。

今は回復して一時退院しています。

9月の中頃逢いに行ったのですが、私のあげたマットを熱くていやだと言いながらトライしてみたようでした。

これからの季節、寒くなりますので、身体を温める電気毛布代わりの使用の仕方でも、まあいいか、と思っております(笑)。

よしひささんは腹部のほとんどが腫れている、ということですが、痛みはあるのでしょうか。

もし、あるのであれば、どうぞ痛みを我慢せず、ちゃんとそばにいる方へ伝えてくださいね。

私は病気ではありませんが、病気になったら自分も我慢せず、正直でいようと思っています。

家族や周りもひっくるめて難しい病気と上手く付き合うには、信頼関係づくりと継続力が秘訣だと言います。

だから、辛い時はお互い辛い、うれしい時はうれしいと、お互いに言い合えるのが一番かも、と。 上手く言えませんが、私が病気になったら、自分が書いたものをみて、不安定な自分にそう言おうと思っています。

そして、そばに居る人に、お腹をさすってもらったり、夜不安が押し寄せる時は手を握っててもらおうと思っています。

頑固一徹おやじの叔父が、手を握ったり足をさすったりすると、喜んでくれました。

よしひささんが元気になること、そして、少しは楽に過ごせること、心からお祈りしています。
| ミユキ | 2008/10/02 11:38 PM |
僕は3年前に、びまん性B大細胞型リンパ腫と言われ 今年の4月から いきなり進行が速くなり 腹部のほとんどか腫れて 大きいもので12センチくらいに 腫れていました  予定では1クールから3クール 4クールと8クールは大量化学療法で 8クールで自家細胞移植の予定でしたが 3クール終えて ペット検査したところ 消えてないといけない リンパが消えてないと言う事で 急きょ 4クール目から 抗がん剤の治療内容が 変わりました そして、そのまま4クールから7クール目を終えて9月13日に一時退院しました そして25日に再びペット検査をし  昨日30日に8クール目をするつもりで 入院して ペット検査の結果を聞くと退院している間にリンパが2センチ〜7センチに大きくなって 今進行が速い状態ですと 言われ  今までの 抗がん剤治療が 振り出しにもどりました  自分は37才で 2才と4才になる子供がいます 半年ず〜っと入院してて  昨日からまた半年かかる治療が 始まりました
| よしひさ | 2008/10/01 5:42 PM |
rumico さん 

力をありがとう(^^)。

確かに。
人間の治癒力は本当にすごいと、施術したり、ヨガのレッスンを行っているといつも思います。

うん。そうだね。

ありがとう。
| miyuki | 2008/01/17 7:25 PM |
家族の病にめっぽう弱いのは、誰でも一緒ですよ。
わたしも父の癌告知の時、私が死にたくなりました。

でも人間の治癒力とは思った以上にあるものです。
父は癌復帰から6年たちまして、声はなくしましたが、酒はがんがんのんどります。

おじさまもきっと回復に向かいますよ。大事にしてあげてください。

| rumico | 2008/01/16 11:45 PM |
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